通所・宿泊・訪問サービスの1日の仕事の流れ

小規模多機能型居宅介護は、要支援1から要介護5までの在宅の高齢者が介護保険を利用して受けれるサービスです。
自分の生活圏を変えることなく、住み慣れた地域で利用できるので家族も本人も不安が少なく、小規模で利用人数も少ないので細やかなケアを受けることができます。
そこで働く職員は、通所と訪問のサービスは日勤となり、泊まりでは夜勤対応となります。

通所サービスの1日の流れと仕事内容は、朝出勤して前日の夜勤者からの連絡ミーティング後に利用者の迎え、健康チェックをして入浴介助、昼食準備と食事介助を行います。
昼食後は、歯磨きや義歯洗浄などの口腔ケアや衛生管理をします。
お昼を挟み交代で休憩を取り、午後からは体操や歌、ゲームなどのレクリエーションの実施やサポートを行います。
その後、おやつ介助を終えて夕方4時頃に通所者を自宅へ送ります。
日勤者は、その日の泊まりの利用者の確認と連絡を夜勤者に伝えて終業です。
宿泊のサービスを利用する人がいる場合、夜勤があります。
出勤は夕方17時頃からで、日勤者から申し送り後に夕食の準備と食事介助を行います。
食後は、通所と同様に口腔ケアを行います。
夜20時頃には就寝となるので、パジャマなどの着替え介助と就寝介助や排せつ介助を行い、利用者の就寝を見守ります。
夜21時には就寝となり、その後は睡眠中の見守りや適宜居室を訪問して安否を確認します。
その他、利用者の生活記録や必要に応じての排せつ、水分補給などの介助を行います。
訪問のサービスは、利用者の状況に応じて日時や回数が決まっており、必要な身体介護や生活援助サービスを行います。